あめ細工吉原谷中店の店頭。「ひやしあめ」は出窓からもお求めいただけます

 「あめゆ(飴湯)」または「ひやしあめ(冷やし飴)」という飲みものをご存知でしょうか。
 関西では、夏の定番飲料として知られています。一方で、関西地方以外ではあまり知られていないものでもあるようです。

 麦芽糖(水飴)を湯に溶かし、生姜を絞り入れて作る飴色(琥珀のような色)の飲みものが「あめゆ」であり、それを冷やしたものが「ひやしあめ」となります。
 口に残らないさっぱりとした甘みと生姜の辛味が効いた暖かい「あめゆ」は、冷えた体を温めてくれます。
 冷たい「ひやしあめ」は、夏の暑気払いの滋養飲料として親しまれています。

 あめ細工吉原としたまちプロジェクトが企画するブランド「あめをかし」の「あめゆ」と「ひやしあめ」は、馴染みのない方でものどを通りやすく、お子さまにも安心してお飲みいただけるように考案したオリジナルレシピを採用しています。

 このオリジナルレシピのこだわりは、あめ細工吉原の店舗がある東京の下町・谷中で「あめゆ」や「ひやしあめ」を存分に楽しんでいただくため、この地の名のつく谷中生姜を使用していることです。

 歴史をたどれば、下町の風情を四季ごとに描いた江戸時代の長唄「雨の四季」には、全国各地の名産品を使った飴売りを紹介するなかで「江戸は谷中の生姜入り♪」と歌われています。そのくらい谷中生姜の入った生姜飴は江戸の名物であったのでしょう。

 そんな江戸情緒にも思いを馳せながら、「ひやしあめ」のさっぱりした甘みとともに、谷中生姜の爽やかな辛味もお楽しみ下さい。

オリジナルレシピで提供する「ひやしあめ」は、谷中生姜がタンブラーの役目も果たします

麦芽糖(水飴)を湯に溶かし、生姜を絞り入れて作る飴色のペーストが「あめゆ」や「ひやしあめ」のたねとなります

<原材料>
米飴    うるち米(国産)と大麦麦芽のみを使った昔ながらの伝統製法で作られた水飴
含蜜糖   サトウキビから作られた無精製の砂糖。「がんみつとう」と読みます
生姜    根生姜の風味と谷中生姜の爽やかさをブレンド

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 オリジナルレシピの「ひやしあめ」は、あめ細工吉原谷中店でお求めいただけます。
あめ細工吉原谷中店
住所:〒110-0001 東京都台東区谷中3-18-6
http://ame-yoshihara.com/shop/shop.html
営業時間:月・木・金11:00~18:00
土・日・祝10:00~18:00
定休日:火・水曜日(祝日は営業)